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被災地支援に行って参りました。

4月28日に会社から許可と義援金を受けとって、夜の21時から2日程徹夜で岩手県陸前高田市へカレーの炊き出しに行って参りました。

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今回、私の行かせて頂きました陸前高田市と言う町は岩手県にある周囲を太平洋で囲まれた半島を有している地域でした。
現地の気温は7度とまだ肌寒い程で、山際では爽やかに澄んだ青空の下、今が盛りと満開の桜が奇麗に咲き誇っておりました。
高台の桜の咲き誇る素晴らしい風景に囲まれる様にして、津波によって破壊しつくされた街は茶色い泥と瓦礫の山となって何十キロにも渡って延々と広がっておりました。


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瓦礫から発せられる潮の匂いは咳き込む程で、周辺には絶えず砂埃とも細かい瓦礫ともとれる粉塵がまっており、1日程度しかいなかった私ですら目が腫れあがる程に衛生環境は劣悪で、避難所でお会いした何名かの方も目を患っておられ、目から膿が出ている高齢の女性もいらっしゃいました。
既に震災から2ヶ月が経とうとしている中、私共が伺った50名程の方が避難されている小規模な避難所には大した支援もされておらず、その奥の更に酷く壊滅した地域や、半壊した自宅で避難されている方達には水すら無くなりそうであると教えて頂きました。
自衛隊の援助が届いている地域ですら、「自衛隊の方はご飯しかくれません。」とお米だけを延々2ヶ月近く食べる事で生き延びていらっしゃる避難所もありました。

悲しい話をたくさん伺いました。
「津波の時、握っていた手を放してしまった。」「近所の人が目の前を流されていくのに何も出来なかった。」「家族が」「お母さんが」「娘が」
家族が誰もいなくなって犬とダンボール小屋で暮らしている高齢の女性や、花束を持って歩いてる若い女性の後ろを、初老の女性が泣きながらついて歩いている姿も見かけました。

現地では、あまりにも凄まじい状況に現実感が無く、ただただ懸命にカレーを作る事に集中しておりました。

カレーをお配りさせて頂いた後に少し時間を頂けたので、瓦礫の山の中を歩いておりましたら帽子を見つけました。
帽子のある場所だけ周囲の瓦礫がどけられており、小さな土がむき出しの空間に洗われて奇麗になった帽子がそっと置かれておりました。

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置かれている帽子の横にしゃがみ込みながら、今回の津波で殉職された警察官、消防官、役所の方の事を思っておりました。

人が命をかけて働ける仕事とはなんなのか。
命をかけて働く従業員を受けてとめる企業とはどうあるべきなのか。

今回の震災に対して、我社は不動産会社として何をさせて頂くべきなのか。
そのヒントを探るべく再度5月17日に現地で炊き出しを行って参ります。

東日本大震災により被災された皆様には心より御見舞い申し上げますと共に、被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げております。